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レスター、復調目指し冬に選手入れ替えも。「アンハッピーな選手は去っていい」

text by 編集部 photo by Getty Images

クラウディオ・ラニエリ
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】

 レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、出場機会を得られず不満を抱いている選手がいるとすれば、1月の移籍市場での放出に応じる姿勢を示している。16日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 今季のプレミアリーグで先発出場のないFWレオナルド・ウジョアは先日、「いつもプレーしていたい」と述べ、現状が変わらないのであれば冬に他クラブへ移籍したいという考えを口にしていた。MFジェフリー・シュラップや、夏に獲得したばかりのポーランド代表MFバルトシュ・カプストカなどにも移籍の噂がある。

「ハッピーではない選手を置いておきたいとは思わない」とラニエリ監督は、プレー機会の乏しい選手たちの放出を示唆している。「クラブが決めることだが、代役を見つけられるのであれば手放すのは簡単だ。だが、別の選手で穴を埋めるには大きな金額も必要になる。そのバランスは取らなければならない」

 一部の選手たちに移籍の噂があることを認識した上で、「彼らがハッピーで、ここに残って我々と一緒に戦いたいのであれば構わない」とラニエリ監督。だが「ハッピーではない選手が私のところに話をしに来たとすれば、クラブにとって何がベストなのかを考えよう」と述べ、レスターを去りたい選手の意向には応じる姿勢を見せている。

 昨シーズンは奇跡的とも言えるプレミアリーグ制覇を成し遂げたレスターだが、今季はここまで14位と苦戦が続いている。立て直しを図るため、冬の移籍市場で選手を入れ替えることもあり得るかもしれない。

【了】

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