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UAEクラブが異例の“大合併”。2年前にACL準優勝のアル・アハリなど3クラブが1つに

text by 編集部 photo by Getty Images

アル・アハリ
UAEのアル・アハリ【写真:Getty Images】

 UAEの1部リーグで戦う3つのクラブが合併し、来シーズンから1つのクラブとして戦うことになった。16日に発表が行われたとして、同国メディア『ガルフニュース』などが伝えている。

 合併が発表されたのは、いずれもドバイを本拠地とするアル・アハリ、アル・シャバブおよびドバイCSCの3クラブ。ドバイ首長国の首長であり、UAEの副大統領と首相を兼任するムハンマド・ビン・ラシド・マクトム氏が宣言を行ったとのことだ。新たなクラブ名は「シャバブ・アル・アハリ・ドバイ・クラブ」になるという。

 アル・アハリはアル・アインに次ぐ2位タイのリーグ優勝回数(7回)を誇る強豪クラブ。2015/16シーズンのリーグ王者であり、4月に終了した2016/17シーズンも3位で終えている。アル・シャバブは1部で8位、ドバイCSCは2部の2位で来季の1部昇格を決めていた。

 アル・アハリは2年前の2015シーズンにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝進出を果たし、中国の広州恒大に敗れて惜しくも準優勝に終わった。今季のACLでもベスト16進出を果たしているが、クラブ合併がどう影響を及ぼすかは定かではない。

「アジアでも世界でも戦えるような強いサッカーチームを作り上げることを我々は求めている」と、合併に際してのムハンマド氏の言葉が伝えられている。

【了】

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