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ドルト熱狂的サポーターが“やり過ぎ”…対戦相手オーナーへの脅迫的フラッグで処分

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント
ボルシア・ドルトムントサポーターが掲げたフラッグ【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは、サポーターが対戦相手クラブのオーナーに対する不適切なフラッグを掲示したとして処分を受けることになった。クラブ公式サイトで発表が行われている。

 問題とされたのは、9月22日に行われたブンデスリーガ第4節のホッフェンハイム戦での出来事。アウェイゲームに乗り込んだドルトムントサポーターは、相手クラブであるホッフェンハイムのオーナー、ディートマー・ホップ氏の似顔絵を描いた巨大なフラッグをゴール裏に掲げた。

 そのホップ氏の顔には、銃で狙うかのような「照準」の図柄が重ねられていた。ホップ氏による巨額の投資で有力クラブへ急成長したホッフェンハイムに対して、伝統に反する“成金クラブ”としての反感が持たれていることが背景にある。

 対戦相手のオーナーを脅迫するかのうようなこのフラッグを問題視したドイツサッカー連盟は、ドルトムントに5万ユーロ(約645万円)の罰金処分を下した。また、サポーターに対して「執行猶予付き」の処分が下され、再び問題を起こした場合にはホッフェンハイムとのアウェーゲームでのドルトムントサポーター入場が2022年まで3年間禁じられる。

【了】

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