フットボールチャンネル

Jリーグの選手年俸平均は「アジア3位」。世界1位の英プレミアはJの12.5倍

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

Jリーグ
Jリーグ【写真:Getty Images for DAZN】

 イギリス「スポーティング・インテリジェンス」社は26日付で、世界のスポーツクラブの選手年俸に関する調査「グローバル・スポーツ・サラリー・サーベイ(GSSS)」の2018年度版を発表した。サッカー界の68ヶ国のトップリーグを対象とした平均年俸ランキングも作成されている。

 平均年俸世界1位のリーグは昨年に続いてイングランドのプレミアリーグ。平均約299万ポンド(約4億3500万円)という金額で、2位のリーガエスパニョーラを約36%も上回っている。

 3位以下にはイタリアのセリエA、ドイツのブンデスリーガ、フランスのリーグアンが続く。セリエAの平均年俸は約152万ポンド(約2億2100万円)でプレミアリーグの約半分、ブンデスリーガは約139万ポンド(約2億200万円)という数字となった。

 いわゆる欧州5大リーグに次ぐ全体の6位は中国スーパーリーグ(CSL)。平均約80万ポンド(約1億1600万円)で、ロシアやトルコ、ベルギーなど欧州の準強豪リーグや、ブラジル、メキシコなどのリーグを上回っている。

 アジアのリーグではサウジアラビアが平均約39万ポンド(約5600万円)で全体の11位。Jリーグは約24万ポンド(約3500万円)でアジア3番手、全体では19位となっている。18位のオランダよりやや少なく、オーストリア、スコットランド、ウクライナ、ギリシャなどのリーグを上回った。

 アジア4番手は韓国のKリーグで、平均約10万ポンド(約1450万円)。本田圭佑のプレーするオーストラリアのAリーグが僅差でアジア5番手に続いた。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top