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武藤嘉紀、ニューカッスルで磨いた自信「もう怖い相手ってのがいない」

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 日本代表は4日、今月9日に行われるアジアカップのトルクメニスタン戦に向け、UAEで練習を行なった。急遽、日本代表の武藤嘉紀が練習後の取材に答えている。

 森保ジャパンになってから初招集。外から見ていてどう思っていたか質問されると「まあそうですね。チームのこともあって、来たかったけど行けなかったってこともあったので。とにかく自分が入った時の想像っていうのをしっかりしてましたし、ホントにいいサッカー、素晴らしいサッカーを今、若い選手とベテランの選手が融合してできてると思うので。そこで自分が入った時にすんなりと入れるように、イメージってのは持ってましたけど」と答えた。

 ロシアワールドカップの時は不完全燃焼でいろいろ思っていたと思うが、それを踏まえて代表でこれからどうやっていきたいかについて問われると「もうやっぱり年も年で若くないですし。とにかく僕らがしっかりと何ていうのかな、若手が今、躍動してますけど、僕らもやっぱりしっかり躍動しないといけないですし。とにかく経験っていうのをしっかりと生かして、結果を出すことだったり、若手のサポートっていうのは、やっぱしてかないといけないのかなというふうには思います」と語った。

 ニューカッスルでマンU戦のゴールも含めて一段階成長したようにも見えるが「そうですね。今、怪我明けからまだポジション取り返せてないですけど。やっぱり出ればやれてるって自信はありますし、リバプール戦もこの間も出ましたけど、全然できましたし、マンU、変わらず、特にもう怖い相手ってのがいないです。逆にやっぱりそういう相手は攻めてくるから裏にスペースが空いてますけど、こういうアジアの試合になると相手がべた引きして、とにかく1回のチャンスを相手は仕留めるっていうことをたぶんしてくると思うので。その時の打破の仕方だったり、全部放り込むじゃなくて、落ち着いてやるところをやっぱ僕らは経験してるので。そういうのを伝えてかなきゃいけないですし、伝えていかないといけないのかなと思います」と、試合に出ればやれる自身があることを明かした。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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