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久保建英はレアル復帰へ加速中? スペインメディアが予想する来季見通しは…

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】

 スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、かつて下部組織に所属したバルセロナとの初対戦で好プレーを見せた。スペインメディアでもそのパフォーマンスは高く評価されている。

 バルセロナとマジョルカは現地時間7日に行われたリーガエスパニョーラ第16節の試合で対戦。結果はFWリオネル・メッシのハットトリックやFWルイス・スアレスの見事なヒールショットなどによりバルサが5-2で勝利を収めたが、久保もマジョルカの2点目の起点となるなど見せ場はあった。

 スペイン『エル・デスマルケ』ではこの試合でのプレーについて、「久保はカンプ・ノウのピッチ上でビセンテ・モレノ(監督)のチームの最も際立った選手だった」と評価。「クオリティーの高いプレーをいくつも見せていた」と述べ、印象的なプレーのひとつとしてメッシに対する股抜きにも言及している。

 久保は今年夏にバルサの宿敵レアル・マドリーに加入し、現在はマジョルカにレンタル中。スペイン『エル・エスパニョール』では、将来的なマドリー復帰に向けて久保が順調に前進しているとの見方を示した。

 同メディアはマジョルカがバルサに対して苦戦を強いられた中でも久保は「個人として素晴らしいパフォーマンス」を見せたと称賛。同じマドリーからのレンタル選手であり今季のレアル・ソシエダで活躍する20歳のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールと比較しつつ、18歳の久保はより速いペースでマドリー復帰に必要なステップを踏みつつあると述べている。

 だが来季の去就としては、「マドリーのトップチームに残る可能性を捨てるのはまだ早い」としながらも、現時点では他クラブへの「再レンタルが最も論理的な選択肢」と予想。そのレンタル先は「マジョルカより高い目標を持ったクラブになるのは確実」であり、「マドリーの白いユニフォームを来てカンプ・ノウに戻るまでにはそう何年もかかることはない」と見通しを示している。

【了】

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