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ついに電車を呼んでしまった!? 川崎フロンターレの鉄道フェスタ(前編)

来月11月10日(日)、川崎フロンターレが清水エスパルス戦の日に行われる東急電鉄との共同イベント「川崎の車窓から~東急フェスタ~」が早くも話題沸騰だ。

ついに電車を呼んでしまった!? 川崎フロンターレの鉄道フェスタ(前編)
川崎フロンターレ公式ホームページ

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 来月11月10日(日)、川崎フロンターレが清水エスパルス戦の日に行われる東急電鉄との共同イベント「川崎の車窓から~東急フェスタ~」が早くも話題沸騰だ。

 それもそのはず。

 この企画の目玉と言えるのが、東急電鉄の旧検測車の展示。つまり、スタジアムに電車を呼んでしまうというのだから、驚いた人も多いことだろう。メインスタンド前広場に展示される予定で、2012年に引退した車両のため、今回の展示を最後に廃車となる。言い換えると、これが最後のお披露目でもあるため、鉄道ファンからはすでに熱い、熱い視線を浴びているようである。

 詳しいイベント内容の詳細はクラブのホームページを読んでもらうとしても、記念入場券や限定デザインTシャツのグッズ販売なども充実。鉄道ファンとサッカーファンの両方が楽しめるイベントになっていると言って良いだろう。

 毎回、サッカークラブの枠を超えた企画を打ち出している川崎フロンターレだが、今回の鉄道とサッカーを結びつけたチャレンジとなる。

 まず川崎フロンターレと東急電鉄の結びつきは、昨年12月までさかのぼる。このとき、東横線武蔵小杉駅と新丸子駅の発車ベルのメロディが、川崎フロンターレの応援歌に変更され、現在、武蔵小杉駅のメロディは、人気ミュージシャン・スキマスイッチの常田真太郎さんが作詞・作曲した「轟け!青き魂」、新丸子駅のメロディは「FRONTALE RABBIT」となっているのだ。

 そんな結びつきがあったとはいえ、鉄道フェスタとはまた大胆な…ということで、フロンターレのプロモーション部部長である天野春果氏の片腕として企画を進めてきた恋塚唯氏に、その経緯を聞いてみた。

「今年の最初、東急さんに『電車を呼びたいんです』と相談すると、向こうが『…えぇ!?』と引いてました(笑)。たぶん東急さんもそんなことを言われたことはないでしょうし、そもそも、そんなことをやろうとする人はいないですからね(笑)。それをみなさんのご尽力で、なんとか実現できました」

 恋塚氏は「みなさんのご尽力で、なんとか実現できました」とサラリと言うが、聞きたいのはそこの実現手段でもある。

【後編へ続く】

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