【特別対談】マリノスサポ、“バナナ”事件から考える。差別問題とどう向き合っていくべきか?

2014年08月28日(Thu)16時56分配信

text by 清義明 photo Getty Images , Asuka Kudo / Football Channel
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個人の突発的行為は止めにくい。マリノスの迅速な対応は評価

清:浦和レッズの問題は浦和レッズやサポーターのみならず、サッカーに関わる全ての人にマイナスになった問題でしたが、ひとつだけ逆によかったともいえることはある。

 それは、サッカーを通じて、日本社会全体に差別行為はダメなことで、それをやってしまうと相応の社会的な制裁を受けるんだよというメッセージを発信することが出来た。これは大きかったと思う。

 さらに今回のマリノス側の対応の速さと処分も迅速でよかったと思う。社会にこういうことがあるとこうなるということを、差別行為の話が独り歩きする前に表明できている。

 企業では顧客クレームの対応の如何で、逆に企業イメージや顧客の信頼度があがることもあるということを考えて顧客対応をしているけれど、それと同じ発想がマリノスにあったと思う。

 だから、マリノスが対応の素早さは本当によかったと思う。いつもクラブには辛口な石井さんが、めずらしく褒めているくらいですから(笑)

石井:(笑)

清:いずれにしても、今後もこういうことは残念ながらまたJリーグでは起きてしまうと思う。突発的な個人の行為は止めようがない。Jリーグやクラブはむしろ先に動き出さないとダメだと思う。もちろんこれはサポーターも含まれます。

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