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浦和一筋16年、鈴木啓太が現役引退を表明「浦和の男で始まり、浦和の男で終わる」

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和一筋16年、鈴木啓太が現役引退を表明「浦和の男で始まり、浦和の男で終わる」
現役引退を表明した鈴木啓太【写真:Getty Images】

 浦和レッズは22日の明治安田生命J1リーグステージ最終節でヴィッセル神戸に5-2で勝利した。

 試合後、ホーム最終戦セレモニーで今季限りでの浦和退団を表明していた鈴木啓太が現役引退を発表した。

 2000年に東海大一高校(現東海大翔洋高校)から浦和に加入し、以降16年間赤いユニフォームで戦い続けてきた歴戦の勇士がスパイクを脱ぐ。浦和ではリーグ戦通算379強いに出場し、日本代表としても27試合に出場している。

 今季はわずか4試合98分間のプレーのみで、最終戦でベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

 神戸戦後の退団セレモニーでは現役引退を表明するとともにスピーチを行い、「僕の心には、浦和以上に愛せるチームがありません。だから僕は、プロサッカー選手として浦和の男で始まり、浦和の男で終わります。16年間、本当に大きな声援、大きな愛情をありがとうございました」とクラブへの愛情とファン・サポーターへの感謝を述べた。

 浦和はチャンピオンシップに出場するため、まだ鈴木啓太のプレーを見るチャンスは残されている。最後に赤いユニフォームでシャーレを掲げ、最高の形で送り出したいところだ。

【了】

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