【写真:Twitterより】
アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで警官に押さえつけられた黒人男性が死亡した事件と、その背景にあるとされる黒人差別に対する抗議活動が拡大している。サッカー界でもこれまでに多くの選手やクラブなどが抗議の意志を示してきた。
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日本代表MF南野拓実も所属しているリバプールは、チーム全員で抗議の意志を表明。現地時間1日に本拠地アンフィールドで行われた練習中に、選手全員がセンターサークルのライン上に並んで輪になる形で、黒人差別反対運動の象徴的ポーズであるひざまずく体勢を取った写真を撮影した。
写真は多くの選手がハッシュタグやメッセージとともにSNSに投稿している。英紙『イブニング・スタンダード』の記者が伝えたところによれば、選手たち自身の発案による行動だったという。
1日にはマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバや、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、ブレシアのイタリア代表FWマリオ・バロテッリなどもそれぞれ差別反対の思いを込めたメッセージや写真をSNS投稿している。
リーグ戦の再開されているドイツのブンデスリーガでは、ボルシア・ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョやボルシア・メンヒェングラッドバッハのFWマルクス・テュラムなども先週末の試合でのゴール後にそれぞれの形でメッセージを発信していた。差別反対や連帯の思いを表す選手はここ数日で急増している。
【了】