ACミラン、最悪の補強は…歴代ガッカリ高額移籍5人。総額207億円、大金を無駄にした男たち

2021年04月12日(Mon)7時00分配信

シリーズ:歴代ガッカリ高額移籍5人
text by 編集部 photo Getty Images
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ただただ合わなかった

アンドレ・シウバ
【写真:Getty Images】

FW:アンドレ・シウバ
生年月日:1995年11月6日(25歳)
移籍金:3800万ユーロ(約46億円)
在籍期間:17年夏~20年夏
リーグ戦成績:24試合2得点0アシスト

 2017年夏、ミランは移籍市場において主役となっていた。新オーナー誕生により莫大な資金を得ており、レオナルド・ボヌッチを筆頭にハカン・チャルハノール、フランク・ケシエ、リカルド・ロドリゲス、ルーカス・ビリアらを大量補強していたからだ。

 その中の一人に、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバの名はあった。当時21歳だった同選手は、3800万ユーロ(約46億円)という移籍金でミランに加入。背番号は、かつてマルコ・ファン・バステンやフィリッポ・インザーギや9番が与えられていた。

 しかし、この移籍は結果的に失敗に終わっている。A・シウバはヨーロッパリーグ(EL)でこそまずまずの活躍を見せたものの、リーグ戦では不完全燃焼。とくに、ヴィンチェンツォ・モンテッラの後を継いだジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下では短時間の出場がほとんどだった。最終的にセリエA初挑戦は24試合の出場で2得点フィニッシュとなり、若きFWはシーズン終了後にレンタルでセビージャに放出されている。

 能力が高いことは現在所属するフランクフルトでの活躍ぶりを見ても明らかなのだが、いかんせんミランには合わなかったという印象だ。A・シウバは点を取る能力に長けた純粋なセンターフォワードではなく、味方をうまく生かしながらゴール前で勝負できるセカンドストライカータイプだったが、ミランでは主に4-3-3の最前線を任されており、周りのサポートがなく孤立してしまうことが多かった。若きFWにとって、当時迷路の中にいたミランでプレーするのは、過酷なミッションだったと言えるのかもしれない。

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