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なぜか…スペイン代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

スペイン代表で輝けなかった5人の名手

スペイン代表はどのポジションを切り取っても世界トップクラスのタレントと選手層を擁している。そのため、過去には欧州でも屈指の実力を持ちながらも、選手層が厚すぎるがゆえにスペイン代表で活躍できなかった選手もいた。今回は、スペイン代表で輝けなかった実力者5人を紹介する。


アトレティコ・マドリードの躍進を支えた元主将

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【写真:Getty Images】

MF:ガビ(元アトレティコ・マドリード)
生年月日:1983年7月10日
スペイン代表成績:なし
ラ・リーガ成績:429試合21ゴール39アシスト


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 近年のアトレティコ・マドリードの躍進を主将として支えたガビ。しかし、キャリアを通じてスペイン代表とは縁がなかった。アトレティコ・マドリードの下部組織出身でトップチームデビュー後、07夏にレアル・サラゴサへ移籍。4シーズンに渡って主力として活躍し、在籍最終年にはキャリア唯一となるシーズン2桁ゴールを記録した。

 11年夏にアトレティコ・マドリードに復帰。ディエゴ・シメオネが11年12月に監督に就任すると主将に任命され、加入初年度からUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝を成し遂げた。2013/14シーズン最終節バルセロナ戦ではCKからディエゴ・ゴディンの同点ゴールをアシストし、チームに1995/96シーズン以来のラ・リーガのタイトルをもたらした。

 アトレティコ・マドリードで6つのタイトル獲得に貢献したガビだが、現役を引退する20年11月まで1度もスペイン代表から招集されることはなかった。U-21代表では主力選手だったが、シャビ・アロンソやセルヒオ・ブスケツ、ハビ・マルティネスといった選手たちの障壁は高かった。現在はアトレティコ・マドリードBでコーチを務めている。

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