フットボールチャンネル

アルゼンチンの消えた逸材5人。天国から地獄へ…表舞台から姿を消したかつての天才たち

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ルシアーノ・モンソン

ルシアーノ・モンソン
【写真:Getty Images】


DF:ルシアーノ・モンソン
生年月日:1987年4月13日
主な在籍クラブ:ボカ・ジュニアーズ、リヨン、フルミネンセ
現所属クラブ:無所属

 ボア・ジュニアーズ下部組織出身のルシアーノ・モンソンは2008年にトップチームデビュー。07/08シーズンはリーグ戦14試合に出場した。そして北京五輪でアルゼンチン代表の金メダル獲得に貢献すると、そこでの活躍が認められ2008年8月にレアル・ベティスへレンタルでの加入となった。

 同年9月のバルセロナ戦でデビューを果たすと、いきなり移籍後初ゴール。スペインでは鮮烈なデビューとなったが、シーズン終了後にボカへ復帰。2011年にはフランスのニースと4年契約を結んだ。ニースでは公式戦40試合の出場を記録した。

 モンソンは2012年8月にリヨンへ加入。しかし出場機会に恵まれず、翌年にブラジルのフルミネンセにレンタル。さらに2013年にはイタリアのカターニャへ移籍となった。その後は欧州でのプレーはなく、再びボカでプレーした時期もあった。2年間プレーしたCAトゥクマンを2021年7月に契約満了となり、無所属となった。

 北京五輪で金メダル獲得に貢献した左サイドバックもA代表では通算7試合にとどまり、期待された通りの活躍を見せることはできなかった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top