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日本代表 1年前

1998年日本代表、伝説の英雄5人。中田英寿、中山雅史、川口能活…初めて世界に挑んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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 ドーハの悲劇から5年。日本は悲願のワールドカップ初出場を果たした。戦績は3戦3敗に終わったが、日本のサッカーが大きな一歩を踏み出した歴史的な瞬間だ。その大会で特にインパクトを残した人物は誰だったのか。今回は、1998年フランスワールドカップの日本代表における伝説の英雄5人を紹介する。


川口能活

川口能活
【写真:Getty Images】

生年月日:1975年8月15日
代表通算成績:116試合
1998年W杯成績:3試合フル出場


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 日本が初めてワールドカップの舞台に立った1998年、日本のゴールを守ったのが当時22歳の川口能活だった。

 97年にA代表デビューを飾った川口は、96年のアトランタ五輪でブラジル相手に勝利した「マイアミの奇跡」の立役者の一人。A代表でも定位置を確保し、守護神としてフランスに乗り込んだ。

 川口はワールドカップでも存在感を放った。初戦で強国アルゼンチンと対戦した日本は23本ものシュートを浴びたが、失点はわずか「1」。この1失点についても、川口は抜群の鋭い飛び出しでコースを消している。ただ、このゴールを決めたのがガブリエル・バティストゥータ。世界最強レベルのストライカーの技で初失点した時は、日本がワールドカップのレベルを体感した瞬間だったかもしれない。

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