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日本代表 2年前

危険すぎる賭け!? W杯半年前に移籍したサッカー日本代表10人。本田圭佑に長友佑都…天国から地獄を味わったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:本田圭佑


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年6月13日
移籍先:CSKAモスクワ→ミラン
移籍日:2014年1月3日
ブラジルW杯メンバー:選出

 南アフリカワールドカップを控えた2010年1月、本田圭佑はVVVフェンロからCSKAモスクワに移籍している。それから4年後、同選手は再びW杯を半年後に控えた中での移籍を決断している。CSKAモスクワを離れ向かった先は、イタリアが世界に誇る名門ミラン。同クラブに所属する初めての日本人選手だったということもあり、当時は大きな話題となっていた。

 その本田はミラン加入後すぐに主力となった。しかし、当時のチームにはクラブのレジェンドであるカカが在籍していたため、ポジションは最も得意とするトップ下ではなく、右サイドハーフだった。その影響か窮屈そうなプレーを強いられており、なかなか結果を残せず。本田のクラブでの不調ぶりは、ブラジルW杯を控えていたザックジャパンの不安要素の1つにもなっていた。

 それでも本田は4年に一度の大舞台で奮闘。初戦のコートジボワール代表戦で得点すると、続くギリシャ代表戦では結果こそ残せなかったものの、FIFA選定のMOMに選出された。そしてコロンビア代表戦では岡崎慎司の得点をアシスト。チームは3戦未勝利でグループリーグ敗退となったが、個人の頑張りは光っていた。


【了】

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