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守田英正の稼ぎは? スポルティングCPの最新年俸ランキング1〜20位。将来のビッグクラブ行き候補が勢揃い

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:フランシスコ・トリンコン(ポルトガル代表)

スポルティングCPのフランシスコ・トリンコン
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年12月29日(24歳)
推定年俸:390万ユーロ(約6.2億円)
24/25リーグ戦成績:8試合3得点5アシスト

 ポルトガルの名門クラブ、スポルティングCPで最も高額な年俸を受け取っているのはフランシスコ・トリンコンだ。その金額は推定390万ユーロ(約6.2億円)に達する。

 トリンコンはブラガで育ったウインガーで、2019/20シーズンにはポルトガル1部リーグで26試合に出場し、7得点7アシストを記録した。この才能に注目したバルセロナが2020年夏に3094万ユーロ(約49.5億円)の移籍金で獲得したが、当時20歳の若手は世界的名門クラブで目立った成果を上げられなかった。

 翌2021/22シーズンには、イングランドのウルヴァーハンプトンへ期限付き移籍で加入。バルセロナ時代に比べてプレー時間は増えたが、プレミアリーグ28試合で2得点1アシストと、期待に応えられなかった。

 それでも、2022年夏にスポルティングCPへ期限付き移籍先を変えると、持ち前のスピードとしなやかなテクニックを活かした突破が見られるようになった。母国で輝きを取り戻し、2022/23シーズンはリーグ戦で10得点2アシストを記録。完全移籍に切り替わった翌23/24シーズンもリーグ戦で9得点6アシストを記録した。

 そして今季もここまでリーグ戦8試合で3得点5アシストの大活躍で、チームに不可欠な存在となっている。

 390万ユーロの年俸は、2位以下を大きく引き離す高額なものであるが、これはバルセロナ時代に締結された契約が影響している。2020年にバルセロナと交わした契約がこの金額で、期限付き移籍で加入した際にこの年俸を支払うことになり、現在も同じ額を支払っている。

 クラブにとっては大きな負担ではあるが、トリンコンはその価値を十分に示していると言えるだろう。

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