11位:伊藤涼太郎(いとう・りょうたろう)
生年月日:1998年2月6日
所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー)
市場価値:250万ユーロ(約4億円)
24/25シーズン成績:10試合1ゴール2アシスト
現代のサッカー界では絶滅危惧種となりつつある、まさに“司令塔”タイプの選手である伊藤涼太郎(250万ユーロ/約4億円)が11位にランクインした。
小柄な体型を活かした細かいステップや、予測不能なパス・ドリブル、相手ディフェンダーがいる狭いスペースでの素早いターンなど、観る者を魅了するプレーを何度も見せてきた伊藤だが、その本領が発揮されたのはアルビレックス新潟時代になるだろう。
加入1年目の2022年には、J2リーグ42試合に出場し9得点11アシストを記録し、チームのJ1昇格に大きく貢献すると、2023年にはJ1リーグ前半戦の17試合で7得点4アシストという数字を残して、海外に羽ばたくことになった。
新潟に加入してからの約1年半で、伊藤の市場価値は30万ユーロ(約4800万円)から130万ユーロ(約2億800万円)まで約4倍の上昇を見せており、この上昇気流はベルギーでも落ちることはなかった。
シント=トロイデンでの1年目はリーグ戦36試合で7得点4アシストという記録を残し、市場価値は250万ユーロ(約4億円)に到達した。こう見ると、新潟1年目の2022年以降から、毎シーズン2桁得点に関与している点は伊藤の攻撃センスの賜物だろう。
今季もここまで10試合で1得点2アシストとすでに3得点に関与しているあたり、2桁得点に関与することは目に見えているように思える。
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