アンジ・ポスタコグルー

3大会連続の“日豪同舟”。W杯最終予選、日本に苦手意識ない豪州。危険な楽観論も?

W杯最終予選で日本と同組になった豪州。日本の最大のライバルとなる豪州はこのグループをどうとらえているのか? 厳しい戦いが予想されるが、豪州は日本への苦手意識は少なく、若干の楽観論も見え隠れする。(文:植松久隆)

オーストラリア代表、堂々の最終予選進出。若手の躍動で日本最大の強敵に

ロシア・ワールドカップアジア2次予選を7勝1敗で通過したオーストラリア代表。その戦いぶりは「アジア王者」にふさわしいものだった。これまでチームを支えてきた主力に加え、若い選手たちも躍動している。最終予選で日本と同組になる可能性もあるサッカルーズの今をリポートする。(取材・文:植松久隆)

豪州代表に感じる新しき“黄金世代”到来の予感。若手の台頭で生じた不安と期待

自国開催となったアジアカップで見事な優勝を遂げた“サッカルーズ”(豪州代表の愛称)は、ここまで確かな進歩を辿っている。4年前にブラジルW杯予選を戦ったホルガー・オジェック体制からは顔ぶれも変わり、アンジ・ポスタゴグルー現監督のもとには有望な若手も揃う。若手の台頭には不安と期待が入り混じっているが、それと同時に新たな“黄金世代”到来をも予感させる。

日本とは“真逆”。欧州でのアウェイ戦を続ける豪州。新たなアジア王者として確実な成長を遂げる

地元開催のアジアカップを制し、アジア王者としての活動をスタートさせたオーストラリア代表。選手の多くが欧州で活躍することに加えて地理的環境から親善試合のほとんどをアウェイで戦う中、新戦力の発掘も行うなど確実に成長を遂げている。

豪州サッカー、一時代の終焉――。“スキンヘッドのテクニシャン”ブレシアーノに贈るトリビュート

オーストラリア代表を長年支えてきたマーク・ブレシアーノが代表引退を発表した。イタリアで成功を収め、スキンヘッドという独特の風貌ながら高いスキルで愛されてきたレジェンドの軌跡をたどる。

「全ては我々次第」。母国でのア杯初Vへ士気高まる豪州。55年ぶり王座狙う韓国と頂上決戦に臨む

UAEとの準決勝を2-0で制したオーストラリア。自国開催の今大会、アジア杯初優勝の悲願へ王手をかけた。相手はグループリーグで敗れた韓国。しかし、選手たちに悲観的な様子はなく、高い士気を持って大一番へ臨む姿勢を見せた。

サッカルーズは止まらない! 悲願のアジア王者へあと一つ。今大会最強の攻撃陣が韓国を迎え撃つ

自国開催のアジアカップで決勝に進出したオーストラリア。準決勝UAE戦では攻守に危なげない戦いを見せ、2-0で勝利。計5試合で12得点を奪う今大会随一の攻撃陣が悲願のアジア王者へ韓国と対戦する。

ケーヒルが見せた“絶対的エースの証明”。ワンプレーで試合を決める力。日本戦実現なら要注意な存在に

アジア杯開催国のオーストラリアは、準々決勝・中国戦を2-0で勝利。この試合、35歳のティム・ケーヒルがオーバーヘッドでのスーパーゴールを含む全2得点を決めて勝利を引き寄せた。日本はUAEに勝利すれば、次戦はオーストラリアそしてケーヒルと対戦する。

【豪州プレビュー】好調のサッカルーズ、韓国戦に挑む。指揮官「素晴らしい夜に」

アジアカップ開催国のサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)は、初戦クウェート戦を4-1、続くオマーン戦を4-0と2連勝で早々にグループリーグ突破を決めた。次の相手は同じくグループリーグ突破を決めている韓国。一見すると「消化試合」と思われがちだが、サッカルーズの指揮官は韓国戦をどう捉えているのだろうか。

“In Ange we trust.” 信念の監督、アンジ・ポスタコグルーが確立したサッカルーズ・スタイル

初戦のクウェート戦を4-1と勝利したサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)は、グループリーグ突破をかけてオマーンと対戦した。試合前は苦手・オマーンを相手に、負傷したキャプテンのミレ・イエディナックを欠いて挑むことに不安の声もあったが、サッカルーズはそんな不安を4-0という勝利とともに一蹴した。

サッカルーズ、“再生”の夜――。2つの果実を得たポスタゴグルー改革

ついに開幕を迎えたアジアカップ。開催国として戦うサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)は、クウェートとの初戦で4-1の快勝と共にある2つの“果実”を得た。指揮官、アンジ・ポスタコグルーの改革が文字通り実を結んだサッカルーズは、悲願達成に向けた一歩を歩みだした。

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