昨季のエバートンは一度崩壊した。2年目を迎えたマルコ・シウバ体制で結果が出ず、一時は降格圏に沈むほど。年末に監督交代に踏み切り、後任のカルロ・アンチェロッティ監督のもとで再起を図った。すると後半戦はパフォーマンスが著しく向上したが、遅れを取り戻すには至らず12位に終わった。今季はハメス・ロドリゲスらをピンポイントで補強し、捲土重来を期す。そこで今回は、20/21シーズンのレギュラー定着が予想される11人を基本フォーメーションとともに紹介する。
今季からプレミアリーグでは、ビデオアシスタントレフリー、通称VARを導入している。主審のジャッジを助け、誤審を減らすはずのVARだがここまでの疑惑の判定の数々を見る限り、運用は完璧とは言い難い。というのも11月に入ってからだけでも、いくつもの疑惑の判定が生まれており、トッテナムの FWソン・フンミンへのレッドカードを巡る問題から検証する。(文:内藤秀明)
プレミアリーグ第32節、エバートン対アーセナルの一戦が7日に行われ、1-0でホームチームが勝利している。被シュート23本を浴びるなど、この日のアーセナルはまさに完敗を喫した。一方エバートンは11人全員がMOM級の輝きを放ち、完璧な勝利をもぎ取っている。そのなかでキーマンとなったのは誰なのだろうか。(文:小澤祐作)