プレミアリーグの2020/21シーズンが開幕した。連覇を狙うリバプール、覇権奪回を目論むマンチェスター・シティ、昇格初年度ながら旋風を起こすリーズなど、今季も話題に欠くことはない。今回は、ピッチ内外で重要なタスクを担うキャプテンをクラブごとに紹介する。(加入年は最初に加入した時期)
昨季のプレミアリーグを7位でフィニッシュ、ヨーロッパリーグ(EL)ではベスト8に名を連ねるなど、ヌーノ・エスピリト・サント監督率いるウォルバーハンプトンの躍進が止まらない。今季も実力屈指のメンバーが残っており、より高みを目指すチームへの期待感は大きい。今回は、ウルブスの20/21シーズンのレギュラーが予想される11人を基本フォーメーションとともに紹介する。
来季のプレミアリーグ昇格を最初に確定させたのはウォルバーハンプトンだった。一時は3部降格も経験するなど近年は低迷続きだったクラブが復活を遂げた裏には、「闇」とも言える2つのキーワードが隠れていた。イングランド中部に本拠地を置く古豪はいかにして6年ぶりのプレミアリーグ復帰を掴み取ったのだろうか。(文:舩木渉)