世界のフットボールシーンは、この約20年で大きく変わったと言える。選手の契約と移籍のあり方が変わり、名門クラブも栄枯盛衰を経験している。そこで複数回に渡ってアーセナルの現代史を辿っていきたい。今回は第3回。(文:西部謙司)
ヨーロッパの長いシーズンが終わり、移籍市場の季節がやってきた。ある意味では試合以上に注目を集めるオフシーズン。この夏に所属クラブとの契約満了を迎える名選手は数多く、彼らは移籍金ゼロで獲得することができる。もちろんJリーグのクラブにとってもスター選手を獲得するチャンスだ。元ドイツ代表でW杯優勝経験を持つルーカス・ポドルスキのヴィッセル神戸加入が話題を呼ぶ中、さらなるビッグネームの来日はあるのか。今回は移籍金なしで獲得可能な10人の選手たちを紹介する。
ヨーロッパでは来シーズンに向けての補強が進んでいるが、Jリーグでは各クラブがそれぞれに向けた最後の補強期間を迎えている。今回のフォーカスではJクラブでも現段階で獲得可能な実績十分な選手たちを紹介する。
『サッカー批評issue66』(1月10日発売、双葉社)では、ブラジルW杯で日本代表とグループリーグで戦う各国のインサイドレポートを掲載している。その中から、日本が初戦で戦うコートジボワールのレポートを一部紹介する。