イングランドのビッグクラブであるチェルシーは、結果を重視する戦い方からライバルであるアーセナルに「退屈」という批判を受けた。だが結果的にはそのライバルに10ポイント以上の勝ち点差をつけ、圧倒的な強さで5シーズンぶりのリーグ制覇を遂げた。Jリーグにも、「結果」を重視した戦い方をするクラブがある。J1で首位を走る浦和レッズだ。彼らの戦い方を英国人記者はどう見ているのだろうか。
J1 1stステージ第5節が12日、各地が開催された。今節最大の注目カードとなったのは川崎フロンターレ対浦和レッズだ。リーグ首位に立つ浦和はズラタンの移籍後初ゴールで苦手・等々力競技場で勝ち点1を掴み取った。一方、川崎Fは終了間際の失点で勝ち点2を取りこぼしてしまった。この一戦を印象的な選手の写真とともに振り返る。
今オフも移籍関連で話題の中心となったのは浦和だ。昨季取り逃してしまったタイトルの獲得に向けて、アタッカーを中心に多くの選手を補強した。その中から浦和の基本フォーメーションである3-4-2-1の1トップを担うであろう3選手(興梠、李、新加入のズラタン)の昨季のプレーデータを比較しよう。