今季はヨーロッパでプレーする日本人選手にとって苦しいシーズンとなっている。多くの選手たちが出場機会を得られない、本意でないポジションで起用される、負傷や体調不良に見舞われてしまう…など数々の苦難に直面してきた。そんな中でゴールという形で輝きを放つ選手もいる。誰が最も多くのゴールを挙げているのだろうか(成績はすべて2017年4月5日現在)。
ロシアW杯アジア最終予選のUAE戦(23日)とタイ戦(28日)。2試合で2ゴール3アシストを記録し日本代表に勝利をもたらしたのは、23歳の久保裕也だった。今年1月にスイスからベルギーへ活躍の場を移した次世代のエースは、欧州で培った強靭な精神力を武器に進化を続けている。(取材・文:舩木渉)