フットボールチャンネルでは、Jリーグ開幕に向けて、Jクラブの補強動向を診断していく。今季の目標に向けて、効果的な補強を行うことができたクラブはどこなのか。今回は昨季9位でシーズンを終えたFC東京を占う。
3戦勝利がないFC東京だが、フィッカデンティ監督の戦術は着実に浸透している。川崎フロンターレには前回、0-4と大敗したが、今節は一方的な試合にはならないだろう。
ブラジルW杯で日本の守備はなぜ崩壊したのか? 背景には長年変わらぬ守備の問題点がある。『フットボール批評issue01』(カンゼン、9月4日発売)では、ゾーンディフェンスの観点から日本の守備文化を再考している。一部抜粋して掲載する。
攻撃的なスタイルを持つFC東京と浦和レッズの、守備面での向上が著しい。前節を終えた時点で失点数は浦和が最少でF東京が2位。今後激しさを増すであろう優勝争いを占う上でも両者の対決は注目だ。
日本代表の新監督にメキシコ代表の元指揮官で、スペインでの指導経験が豊富なハビエル・アギーレ氏が就任した。次なる4年間を託された新指揮官の下で日本代表のメンバーは刷新されていくことも予想される。あらためて今、Jリーグを取材する記者たちから「俺は、アギーレに、この男を、推したいっ!」と題して、この指揮官に推したい新顔を選んでもらった。今回は青赤の首都クラブを取材し続ける後藤勝が、個の打開力を備えた「純粋なトップ下」を推薦する。
マッシモ・フィッカデンティ監督の戦術が浸透し、リーグ再開後2勝1分と好調なFC東京。一方の清水エスパルスは、大榎克己監督体制の初戦を迎えた。結果は4-0と、チーム力で上回るホームチームが大量得点を奪って快勝した。
FC東京 本当に強くなるための覚悟
日本代表は最近の3試合で9得点を奪っているが、同時に6失点を喫している。失点を振り返ってみると、そこに個人のミスが絡んでいることが少なくない。ザッケローニ監督と同じイタリア出身の二人が、日本代表のディフェンスについて語り合った。