そのシーズンに活躍した選手がベストイレブンとして選出されるが、市場価値が高いベストイレブンを組むとどのような顔ぶれが並ぶだろうか。今回フットボールチャンネル編集部は、「4-3-3」の布陣に、最も市場価値が高いイタリア人選手を配置した11人を紹介する。※データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値を元に作成、成績は1月25日時点
中村俊輔の左足は、世界に衝撃を与えた。セルティックではレジェンドとして記憶されている。しかし、そのキャリアは決して順風満帆ではない。若くしてJリーグ最高の選手となり、2000年代の日本サッカー界をけん引した名手はどのような道を歩んできたのだろうか。41歳になっても向上心を抱き続けるファンタジスタの現在に至るまでの活躍を、所属したクラブごとに振り返っていく。
日本人選手の欧州クラブへの移籍は通過儀礼とも言える。90年代、そのスタートとなったのがセリエAへの移籍だった。三浦知良や中田英寿など日本を代表する選手たちが数多くプレーしたイタリアの地。しかし、現在セリエAでプレーする日本人選手はゼロ。この機会にこれまでの日本人選手のセリエAでの挑戦を振り返る。第4回はMF中村俊輔。(取材・文:神尾光臣【イタリア】)