松本山雅に所属するFW前田大然がポルトガル1部・マリティモに期限付き移籍をすることが決まった。6月に開催されたコパ・アメリカ2019(南米選手権)で日本代表デビューを果たした韋駄天は、どのような思いを持ってポルトガルへと旅立ったのか。似た特徴を持つ先輩は、海外挑戦の苦戦から得た教訓を残している。(取材・文:元川悦子)
J1昇格1年目を迎えている松本山雅FCだが、ここまでは苦しんでいる。16試合を終え稼いだ勝ち点はわずか「16」。このままいけば2015シーズンと同じく1年でのJ2降格という最悪の事態は避けられないだろう。しかし、田中隼磨は同じ過ちを繰り返さないと力強く語る。ここからの巻き返しへ。まずは第17節のガンバ大阪戦が、一つの分岐点となるはずだ。(取材・文:ショーン・キャロル)
年間42試合を戦う長丁場のJ2は、いよいよ20日に最終節を迎える。首位の北海道コンサドーレ札幌を、勝ち点3差で清水エスパルスと松本山雅FCが追う未曽有の大混戦。3チームすべてがJ1へ自動昇格する可能性を残したなかで、敵地に乗り込んだ12日のFC町田ゼルビアとの第41節で実に17試合ぶりとなる黒星を喫し、得失点差でエスパルスの後塵を拝する3位に転落した松本山雅の試合後の反応から、運命の最終節を占ってみた。(取材・文:藤江直人)
反町康治監督の下、クラブ初のJ1昇格を果たした松本山雅。就任当初、選手・施設の質ともにトップレベルとは程遠い状態だったものの、地道な努力の結果、就任3年目で大きく改善。最高の成果を手にした。
松本山雅FC 街とともにつくる劇場