2014ブラジルW杯
ポルトガル代表躍進のカギを握るクリロナ。得点力あるエースを1トップで起用しないワケとは?
プレーオフに回り、苦しみながらもW杯出場権を獲得したポルトガル。絶対的なセンターFWは不在で、守備陣でもクラブで立場が危うい選手が多い。となると頼れるのは、やはりエースのクリスティアーノ・ロナウドだ。得点力もあるだけに1トップ起用も考えられるが、果たして代表でそれが見られるのか?
内田が回想。ザックジャパン、アルゼンチン戦の勝因。3年前から指摘されていた“シュート意識の欠如”
ザックジャパンはどのようにチームがスタートしたのか。初戦となったアルゼンチン戦で歴史的な勝利を飾ったが、その要因は何だったのか。内田篤人が回想する。そして驚くべきことに、ザッケローニ監督はチームの弱点を早々と見抜いていたのだ。
元浦和フィンケ監督によって蘇ったカメルーン。W杯ベスト16への最大のポイントは“内部分裂”の防止
W杯でブラジル、クロアチア、メキシコと同居したカメルーン。前回大会では無残に散った“不屈のライオン”だが、元浦和のフィンケ監督の下で復活した。エトーも復帰し、チーム状態は上向き。グループリーグを勝ち抜けるチャンスはあるが、やはり重要になってくるのはチームの結束だろう。
現監督は南アから数えてなんと5人目の指揮官。中南米の雄、メキシコに待ち受ける茨の道
中南米の雄、メキシコ。W杯でもベスト16の常連だが、今大会予選は苦戦した。何度も監督交代があり、一向に進まないチーム作り。本大会まで時間がない中、果たしてチームを完成させることができるのか。
きっかけは日本戦。上位進出を目指すオランダ、W杯では“カウンター”スタイルへ変更の可能性も
ファン・ハール監督の下、選手を固定せずチーム力を高めてきたオランダ。予選では圧倒的な攻撃力は発揮したが、W杯本大会ではスタイルを変更する可能性もある。上位を目指すためにはスペインを抑えての首位突破が必要だからだ。
新監督の下、どん底から這い上がったクロアチア。W杯で再び旋風を巻き起こすことが出来るか?
アイスランドとのプレーオフに苦戦するなど一時期、クロアチアのチーム状態はどん底だった。救世主はニコ・コヴァチ新監督。W杯出場を決め、冷静にチーム作りを始めている。元々高水準のタレントは揃っている。3位に入った98年のように旋風を巻き起こすことが出来るか?
対戦国より“第4の敵”、W杯よりCL。まだまだ下火の“ブラジルへの熱”に見える大国ドイツのプライド
W杯の組分けをドイツはどう見たのか。メディアではW杯特集が組まれ、識者もコメントを寄せた。そこにあるのは目に見えない“第4の敵”への強い警戒だ。だが、そもそもの熱気はどうだろうか。まだ人々の関心は完全にブラジルへ向いているわけではない。
W杯“死の組”をイングランドはどう受け止めたのか? 悲観と強気が交錯するなか見えたベスト8への希望
ブラジルW杯で“死の組”に入ったイングランド。メディアは悲観的な見方だが、代表選手、国内の識者は強気の姿勢だ。中にはベスト8への「道が拓けた」とする意見もある。その理由とは?
名将カペッロが鍛え上げた堅牢なロシア代表。ベスト4も狙えるダークホースの実力とは?
欧州予選でポルトガルを上回り、首位通過したロシア代表。国内組が多く、日本ではあまり知られていないが、実力は本物だ。名将カペッロに率いられたチームは守備が堅く、ベスト4も狙えるダークホース的存在だ。
放映権料の高騰が要因か。松木安太郎抜きのW杯になる可能性も
W杯の放映権料が高騰している。これまで日本では、NHKと民放各社でつくる「ジャパンコンソーシアム」と、衛星放送「スカパーJSAT」が費用を分担して高額の放映権料を支払ってきたが、このほどFIFAから過去最高となる400億円とかなりの高額が提示され、「スカパーJSAT」が放送を断念した。
81%の国民がW杯ベスト16を予想するが――。FIFAランクはブービー、攻守に課題。韓国代表の不安な現状
ブラジルW杯でベルギー、ロシア、アルジェリアと同居した韓国。一時期はどん底まで落ち込んだチーム状態だが、ホン・ミョンボ監督就任以後は徐々に改善。国民アンケートでも81%が決勝トーナメント進出を予想している。だが、筆者は突破が容易でないと予想する。その理由とは?
ブラジルW杯の“恵まれた組”に歓喜するフランス。選手・監督・メディアに見える大いなる慢心
ブラジルW杯の抽選会でフランスはスイス、エクアドル、ホンジュラスと同居した。優勝経験国もなく、“恵まれた組”と選手、監督、メディアには浮かれた様子が見える。あまりに慢心ではないだろうか。南アのときも組み分けは恵まれていたのだが…。
南米最強の守備力と後半要注意の攻撃力。知将率いるコロンビアのどこを攻略すべきか?
ブラジルW杯で日本が3戦目で対戦するコロンビア。シード国であり、タレントも揃う強敵だ。監督は一時期日本代表監督候補にも名前があがったペケルマン。世界屈指の知将に率いられた南米の雄はどんなチームなのか? そして弱点はあるのか?
堅守だが貧打、日本がW杯2戦目で対戦するギリシャ。勝ち点3を獲るためにどう戦うべきか?
ブラジルW杯、2戦目で戦うのがギリシャだ。2004年にはEUROを制したかつての欧州王者だが、ここ最近の国際舞台では目立った活躍をしておらず、確実に勝ち点3が欲しい相手だ。
W杯組み分けに警戒するホン監督「悪くないが、有利なことはない」。韓国メディアは日本を評価「突破の可能性高い」
ブラジルW杯の組み分けを韓国はどう捉えているのか。メディアは「期待できる」とする意見が多かったが、ホン・ミョンボ監督はいたって冷静だ。そして日本については高い評価している意見が多かった。