日本代表は現地時間19日、ロシアワールドカップのグループリーグ第1節でコロンビア代表に劇的な勝利を収めた。そこで注目を浴びた、極めて楽観的なデータがある。ところがそれには隠された“トリック”があった。大会初戦に勝利して大いに盛り上がる日本も、その現実を直視しなければならない。(文:山下祐司)
日本代表は19日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節においてコロンビアと対戦する。ポーランド、セネガルも加わるH組の中で、日本が勝ち抜く可能性は何%なのか? 統計的な分析でサッカーに関する様々な予測を続けるドルトムント工科大学のアンドレアス・グロル教授に聞いた。(取材・文:山下祐司)
ロシアワールドカップがついに開幕。本大会ではアディダス社が公式球を製作するが、その特徴は大会度に大きく異なる。今大会の公式球テルスターの特徴を筑波大学の浅井武教授に分析してもらうとともに、日本代表でFKキッカーにふさわしい選手を聞いた。(取材・文:山下祐司)
ヘディングによる脳へのダメージが後に認知症などの脳・神経障害を引き起こすのではと英国で不安が広がっている。FAは元代表選手が死亡したことでようやく重い腰を上げ、本格的な調査に取り組みだした。ヘディングにはどのような懸念点があるのか。専門家に話しを聞いた。(取材・文:山下祐司)
サッカーは接触プレーの多いスポーツだ。時に頭をぶつけ脳振とうになることもある。選手によってはすぐに立ち上がりプレー再開できそうに見えるケースもあるが、それは極めて危険だという。重度の障害につながる可能性も秘めている脳振とう。どのようにケアし、どのように回復すべきなのか。専門家に聞いた。(取材・文:山下祐司)
昨季より導入されたJリーグの2ステージ制。長く浸透した1ステージ制からの変更は大きな批判を呼んだ。Jリーグをより良くするためには問題点を論理的に精査する必要がある。そこで、統計学という科学的な視点から見ることで、建設的な提言を行いたい。(取材・文:山下祐司)
サッカー選手がたびたび発症してしまうオーバートレーニング症候群。一度発症してしまうと完治に時間がかかり、選手生命にも影響してしまう。この病気はトッププロだけでなくすべてのスポーツ選手に発症の可能性があるという。果たしてどのように防ぎ、どう治療すべきなのか? この研究の第一人者である専門家に科学ライターが話を聞いた。(取材・文:山下祐司)