小川由紀子

学生時代からブリティッシュロックを愛好し、1992年に渡英。音楽三昧のロンドン生活の傍ら、人々の生活や文化に深く根付いたフットボールに魅せられ、1996年の欧州選手権開催に盛り上がる中、フットボール取材を開始。サッカー界が金満ワールドに染まりきる前の、古き良き時代の最後の名残を慈しむ。その後フランスに渡り、現在はパリを拠点に、フランスリーグを中心とした欧州サッカーやバスケットボール、自転車ロードレースなどの取材、執筆に勤しむ。

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EURO開催国フランスのいま。テロへの警戒。厳戒態勢下でもファンゾーン設置の意義【現地レポート】

現地時間10日に開幕するEURO2016。開催国フランスでは、昨年のテロ事件が相次いで以降、ファンゾーン設置の有無が議論の的になった。最終的に各地でファンゾーンは設けられることになったが、厳戒態勢下であることに変わりはない。(取材・文:小川由紀子【パリ】)

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レスター優勝の“美しさ”。PSG一強とのコントラスト。首位争い以外に関心集まるリーグ1

レスターの優勝が世界的な関心を呼んだイングランド・プレミアリーグ。ドーバー海峡を挟んだフランス・リーグ1ではPSGが圧倒的な強さを見せ、優勝争いは盛り上がらなかった。2位争いや残留争いのほうが注目を呼ぶ“1強リーグ”の現在を読み解く。(取材・文:小川由紀子【パリ】)

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PSG、CL準々決勝敗退で終焉した「カタール第一世代」。再構築のための大型補強は急務か

CL準々決勝で敗れたパリ・サンジェルマン。早々にリーグ優勝を決め、今季こそはという姿勢で臨んだマンチェスター・シティ戦だったが、またしても欧州4強入りの夢はかなわなかった。カタールマネーの後ろ盾を得てメガクラブ化したPSGの敗退は、一つのサイクルの終焉と言えるかもしれない。(文:小川由紀子)

バルセロナに所属するネイマール

ネイマール、PSG加入報道への疑問。現実味を欠くパリ移籍。魅力の乏しい国内リーグ

昨今ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍報道がメディアを騒がせている。だが、極端な1強リーグでブラジル代表のエースがキャリア全盛期を過ごすというのは、現実的に起こり得ることなのだろうか。(文:小川由紀子)

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テロ事件後はじめてサンドニに戻ったフランス代表。EURO開催国が築くスタジアムの警備網

3月29日、サンドニにあるスタッド・ド・フランスに、2015年11月13日のテロ以来はじめてフランス代表チームが戻ってきた。ユーロ開催を控えるフランスは、このビッグイベントを安全に開催するためにどのような策を講じているのだろうか。それを探るべく、ピッチ内外を通じての予行演習となったフランス代表の試合に足を運んだ。(取材・文:小川由紀子)

EURO2016に開催国として臨むフランス代表チーム

開催国としてEUROに臨むフランス。メンバー発表前最後の試合で“滑り込み”を狙う選手たち

“セックステープ事件”の影響で、ベンゼマをEURO2016に招集できない可能性が高まっているフランス代表。だが、そのほかの選手たちもポテンシャルも高く、各ポジションで本大会メンバー23人の枠を巡る争いは熾烈を極めている。

FIFA会長選に勝利したインファンティーノ氏(左)とプラティニUEFA会長(右)

プラティニは蘇るのか。“秘蔵っ子”のFIFA新会長当選、虎視眈々と待つ復活の時

2月26日に行われたFIFA会長選で、UEFA事務局長のジャンニ・インファンティーノ氏が勝利した。プラティニUEFA会長の“右腕”としてUEFAを牽引してきたスイス人は、職務停止中である“上司”の影響下にあるのだろうか。

第1戦の決勝点を奪ったカバーニ

不振のFW、負傷のMF、謹慎処分のDF。チェルシー戦の勝利でPSGは“不安材料”を払拭か

CLラウンド16ファーストレグで、PSGはチェルシーに勝利した。国内リーグでは対戦相手との実力差を見せつけるPSGだが、CLの舞台では事情が異なってくる。さらに選手の不調や謹慎処分などの不安材料もあった。“花の都”に本拠地を置くチームの戦いを、4つのポイントから振り返る。

PSGのナセル・アル・ケライフィ会長

“カタールの広告塔”としてビッグクラブ化したPSG。国家政策によるWIN-WINのスポーツビジネス

2011年にカタール資本が参画して以来、怒涛の勢いで巨大化したPSG。近年スポーツ界で存在感を見せるカタールにとって、パリのサッカークラブはどのような存在なのだろうか。

仏紙が選んだ重要人物30人。テロ事件、セックステープ問題に揺れるユーロ開催国の「今」

仏紙が選んだ重要人物30人。テロ事件、ワイセツテープ問題に揺れるユーロ開催国の「今」

2015年は11月のテロ攻撃、セックステープ問題など、様々な事件が起きたフランス。ユーロ2016の開催国を動かしているのは誰だろうか。仏「レキップ」紙が組んだ特集をもとに、同国のサッカー界を読み解く。

PSG、2位に勝点19差をつけて前半戦を終了。極端な“1強”はどこに存在意義を見出されるか

PSG、2位に勝点19差をつけて前半戦を終了。極端な“1強”はどこに存在意義を見出されるか

カタール資本による莫大な資金力を背景に、CL優勝も決して夢ではない陣容を揃えるに至ったパリ・サンジェルマン。リーグ1では他クラブとは段違いの戦力で圧倒的な好成績を残しているが、彼らの戦いはフランスのサッカー界に何をもたらすのだろうか。

脅迫関与容疑のベンゼマは“白”。事件を複雑化させた交友関係、“億万長者”に金銭要求の理由なし

脅迫関与容疑のベンゼマは“白”。事件を複雑化させた交友関係、“億万長者”に金銭要求の理由なし

先月から、フランス国内でしきりに報道されているカリム・ベンゼマの脅迫関与事件。ベンゼマはフランス代表でチームメイトであるマテュー・ヴァルブエナの『セックステープ』を巡って本人を脅迫した容疑で逮捕されていたのだが、ヴァルブエナとベンゼマ双方がメディアに口を開いたことで新たな展開を迎えている。ここまでの事件の経過を振り返ってみたい。

フランス代表、テロ事件のその後――。試行錯誤を重ねるレ・ブルー、頼もしいデータと共にユーロへ

フランス代表、テロ事件のその後――。試行錯誤を重ねるレ・ブルー、頼もしいデータと共にユーロへ

フランス代表は現地時間17日、イングランド代表と親善試合を行った。試合前には13日に起きたパリ同時多発テロの追悼セレモニーが行われ、イングランドサポーターを交えた国歌斉唱、両軍選手による黙祷が捧げられた。悲しみに包まれた“レ・ブルー”(フランス代表の愛称)だが、来年に自国で開催されるユーロに向けて試行錯誤を重ねているようだ。

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その時、パリでは何が起きていたのか? スタジアムは騒然、街は惨劇…現地記者が見た同時テロの現場

世界中を震撼させているフランス・パリで発生した同時多発テロ。この日、スタッド・ド・フランスではフランス対ドイツの親善試合が行われており、スタジアムも事件の一報により不安に包まれていた。そして、パリ市内やコンサート会場では地獄絵巻とも言える惨劇が起きていた。

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