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ポール・スコールズ:デ・ヘアは本当にマンUを去ってレアルへ向かうべきなのだろうか?

text by フットボールブルー photo by Getty Images

「ユナイテッドはデ・ヘアを手放してはならない」

ポール・スコールズ:デ・ヘアは本当にマンUを去ってレアルへ向かうべきなのだろうか?
デ・ヘア残留を希望するスコールズ氏【写真:Getty Images】

 エドウィンがユナイテッドに加入した時には35歳近かった。チェフはまだ33歳になったところだ。ユナイテッドであと6年間プレーできるかもしれない。

 ポジションに慣れるまでプレー時間を与えなければならないという不安もないし、この国でのプレーが初めてのGKにとってプレミアリーグが困難であることも問題にならない。ユナイテッドはデ・ヘアを失うことを望んではいないだろうが、代案も手の届く場所にある。

 私がユナイテッドで一緒にプレーした中で最高のGKはシュマイケルだった。試合ではもちろんのこと、彼は練習においても化け物だった。とにかくゴールを許したがらなかったし、得点を阻むためあらゆる手を突くそうとしていた

 。私はもともとストライカーで、その後攻撃的MFとなったのでGKたちを苦しめること、彼らを圧倒すること、ミスを強いることがサッカー人生を通して追い求めた目標だった。なぜGKになりたがる選手がいるのだろうか。うまくやるのは大変なポジションだ。

 だからこそ、優れたGKがいれば手放してはならないということだ。デ・ヘアがユナイテッドを去ることになれば残念だと思う。彼にはクラブ史上最も偉大な選手の一人になれるだけのポテンシャルがあるからだ。

【了】

(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。

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