息もつかせぬ後半戦



 激しい試合展開となった前半戦。やはり後半もその熱は収まらず、相手より多く点を取ることだけを考える両者によって試合はより一層激しさを増した。

 後半開始から猛攻を仕掛けたリバプールは53分、相手の一瞬の隙を突き、ファビーニョのパスに抜け出したサラーがダイレクトで合わせて1-2。逆転に成功したが、試合はここから予想外の過激化する展開となった。

 通常、昇格組であれば逆転された時点でチーム全体が引きぎみになり、守備的な戦い方を選ぶ。しかし、ブレントフォードは違った。守備に集中しつつも反撃の機会を伺い、同点、さらには逆転を狙う同クラブは63分、右サイドのクロスから最後はヴィタリー・ジャネルトが押し込み、同点に追い付いた。

 だが、打ち合いを得意とするリバプールに動揺はない。その4分後にリバプール生え抜きの若手MF、ジョーンズの豪快なミドルシュートで再び逆転。この一撃で試合を決定づけたかに思えた。

 しかし、試合はここで終わらない。リバプールに再三リードされても折れなかったブラントフォードが81分、再び右サイドのクロスからボールを押し込み3-3。試合終盤に再びスコアを同点に戻した。

 快進撃を見せるホームチームを前に、リバプールは終了間際に決定機を作るも勝ち切ることず、試合はドロー決着。無敗は維持したものの格下相手に3得点を許し、何とも苦い一戦となった。

【次ページ】失点は全て…

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