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リバプール、期待の新戦力全選手紹介。新時代を築く若き才能たち

シリーズ:期待の新戦力全選手紹介 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:カルヴィン・ラムゼイ(背番号22/U-21スコットランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年7月31日
前所属:アバディーン
移籍金:490万ユーロ(約6.9億円)
21/22リーグ戦成績:22試合1得点5アシスト

 最後の1人は、U-21スコットランド代表DFカルヴィン・ラムゼイだ。アバディーンの下部組織出身の同選手は、わずか16歳でトップチームデビュー。昨季は18歳ながらレギュラーとして公式戦33試合1得点9アシストの活躍をみせ、スコットランド記者協会の選ぶ年間最優秀若手選手賞を受賞をしている。スコットランド若手最高クラスの逸材だ。

 積極果敢な仕掛けやオーバーラップをみせるラムゼイは、両足から高精度のクロスを繰り出す。特に右足のキックが凄まじく、トレント・アレクサンダー=アーノルドのように一振りでの正確なサイドチェンジや、相手DFの裏へ走るFWへロングパスを通すことが出来る。

 リバプールの右サイドバックは、アーノルドが不動の地位を築いている。そのため、ラムゼイの出番は限られるが、イングランド代表DFと似た特徴を持つこの男は、バックアッパーとして、また後継者としてうってつけの存在だ。

【了】

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