サッカー日本代表は現地時間6日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。[2/6ページ]
※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照
センターバック
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【写真:Getty Images】
渡辺剛(背番号3)
メキシコ代表戦:フル出場
評価:A
このゲームにおける最大の収穫は、3バックの中央でプレーした渡辺剛のハイパフォーマンスだろう。メキシコ代表のエース、ラウール・ヒメネスに対してのタイトな対応で決定的な仕事をさせなかった。長いボールの精度も高く、15分には裏へのアクションを起こした堂安律にピンポイントのボールを届けて決定機を演出。攻守に効果的なプレーが多かった。
板倉滉(背番号4)
メキシコ代表戦:60分OUT
評価:A
冨安健洋や町田浩樹、伊藤洋輝ら主力CBの怪我人が相次いでいる中で、守備の要として最終ラインに安定感をもたらした。特に前半は出足の鋭いインターセプトをはじめとする守備で、日本代表のベースでもある「守備から攻撃」の流れを作っていた。パフォーマンスのアベレージが高かっただけに、60分での負傷交代は悔いが残る。
瀬古歩夢(背番号22)
メキシコ代表戦:フル出場
評価:B
データサイト『Opta』によると、ディフェンシブアクションはチーム最多の12回を記録。試合を通して積極的な守備をみせた。しかし、安定感抜群だった渡辺剛と板倉滉と比較をすると、ややイージーなミスもあった。
関根大輝(背番号16)
メキシコ代表戦:60分IN
評価:B
板倉滉が60分に負傷交代を余儀なくされた影響で急遽3バックの右CBで出場。特に慌てることなく、スムーズに試合に入れたのは高く評価できる。
荒木隼人(背番号25)
メキシコ代表戦:出場なし