サッカー日本代表は現地時間6日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。[3/6ページ]
※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照
ミッドフィルダー
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【写真:Getty Images】
遠藤航(背番号6)
メキシコ代表戦:フル出場
評価:A
試合を通して気が利く守備でピンチの芽を摘み続けた。4分の場面を筆頭に、前半からチームとしてハイプレスを仕掛けて前に出ていく中で、予測に基づく適切なポジショニングと球際における強さで多くのボールを回収。ボックス内での守備対応が求められた77分の場面ではクオリティをみせた。試合終了間際の相手DFのDOGSOによる退場にも起点として関与。
鎌田大地(背番号15)
メキシコ代表戦:69分OUT
評価:B
怪我で招集外となった守田英正の代わりにボランチの一角に入ると、積極的なボール関与や展開力、得意のスルーパスで中盤からリズムを作った。プレミアリーグで磨かれた守備でも高い強度で戦えていた。彼が交代して以降に日本代表の攻撃が停滞したことを見ても重要性は明らかだろう。
南野拓実(背番号8)
メキシコ代表戦:69分OUT
評価:B
積極的なアクションで攻撃に関与した。特に前半は三笘薫が空けたポジションに下がってボールを受けることで、メキシコ代表のマークを外して安定した前進の起点となっていた。悔やまれるのは、この試合の最大の決定機とも言える53分の場面。久保建英のクロスをボレーシュートで合わせたが、枠内に飛ばすことができなかった。
久保建英(背番号20)
メキシコ代表戦:69分OUT
評価:B
キックオフ直後から積極的にゴールへと迫った。この試合では、彼の伸びしろとも言える「右足」での決定的なプレーが目立ち、11分にはボックス外から逆足でコースに強烈なミドルシュート。53分には右足のクロスで南野拓実の決定機を演出した。狭いスペースでの技術の高さを活かしたコンビネーションも効果的だった。
佐野海舟(背番号21)
メキシコ代表戦:69分IN
評価:B
69分から途中出場。球際や強度の部分ではさすがの貢献度の高さだった。しかし、鎌田や守田英正のようなボールに多く関与しながら中盤でリズムを作るキャラクターの選手ではなく、遠藤と佐野のダブルボランチとなったことで、チームの構造的にビルドアップにおける機能不全に陥った。
鈴木唯人(背番号13)
メキシコ代表戦:81分IN
評価:出場時間短く採点不可
藤田譲瑠チマ(背番号17)
メキシコ代表戦:出場なし