AFCチャンピオンズリーグ2（ACL2）グループFの第2節、ラーチャブリーFC（タイ）対ガンバ大阪の試合が2日に行われ、ガンバが2-0で勝利した。この試合では、ガンバに所属するFW食野亮太郎が華麗なターンから追加点を決めて、チームの勝利を決定づけた。

芸術的なターンからゴールを決めた

【写真：Getty Images】

　開幕節の東方龍獅足球隊（香港）戦は3-1で勝利したガンバ。ラーチャブリーFCの本拠地に乗り込んだ一戦では、DF三浦弦太、MF鈴木徳真、FW山下諒也らがスタメンに名を連ねた。

　22分、MFスコット・アラーディスに強烈なミドルシュートを打たれてしまうものの、これはGK東口順昭がしっかり止めてピンチを脱した。35分には、DF中谷進之介の縦パスを受けた宇佐美貴史がシュートまで持ち込んだが、惜しくも枠を外れてしまう。前半は、両チームともにゴールを決めきることができず、スコアレスで試合を折り返した。

　迎えた64分、途中出場のMF安部柊斗が強烈なミドルシュートを突き刺して、ガンバが先制に成功する。そのまま試合は終わるかと思われた後半アディショナルタイムに、食野がダメ押しとなる追加点をもたらした。

　DF満田誠からのパスをペナルティエリア内で受けた食野は、華麗なターンでマーカーを剥がすことに成功。相手が寄せてくる前に素早く左足を振り抜き、強烈なシュートをゴール左下隅に突き刺した。ターンからシュートまでの一連の動きは非常に鋭く、GKカンポン・ファトムアカックルは一歩も動くことができずにボールを見送っている。

　そのまま試合は終了し、ガンバは2-0でラーチャブリーFCに勝利した。ACLE2で2連勝を飾ったガンバは、10月22日にナムディンFC（ベトナム）とホームで対戦する予定だ。