「良いことでもありつつ、器用貧乏っていうか」様々なポジションを経験する中で…
「チーム状況によってポジションが変わるのは本当に自分にとってはチャンスだったり、そこが強みだったりする。ウイングでも右と左できたり、フォワードとか、ときにはサイドバックだったりとか、右のウイングにこだわりがあるわけではないので、どのポジションでも与えられたタスクと自分のプレーをバランスよく出すところを意識してやってる。右で固定されずにいろんなポジションできるのは自分にとってちょっと楽しかったり、どうやって動いたらいいかも学べるので、ポジティブにやっています」
中学生の頃はサイドバックやボランチを務めてきたが、高校生になるとフォワードなど前線のポジションをやり始めた。日テレ・ベレーザに昇格してからはウイングやフォワードといったように様々なポジションをこなし、プレーの幅が広がってきているようだ。
現代のサッカーでは複数のポジションがこなせることはプラスに働くものだが、山本自身は「良いことでもありつつ、器用貧乏っていうか。決まったポジションで使われないのは、両方あるなっていうのはあるので、ここは強みですっていうところを強く持たないと、あまりいろいろやって印象に残らない選手にならないように」と感じてもいる。
「本当はベレーザで自信をつけてきたサイドでの突破っていう、突破・ゴールメイクっていうところが強みだと思うので、左右にこだわりはないですけど、ウイングのポジションで勝負できたら1番ベストだなと思います」と自身の強みを活かして、輝きたい場所を明かしてくれた。
チームは今後、WEリーグ クラシエカップや皇后杯、さらに11月からは初参戦となるAFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)も控えている。
「本当に連戦が多くなるので、そういったコンディションの部分を調整していくのも楽しみというか、アジアとなると予選で北朝鮮や韓国といった力のあるチームと戦えるので、WEリーグではない球際や強度の高さだと思う。いなしていくのがベレーザの良さではあるんですけど、個人としてはチームにフィットして、いなしつつ、でもぶつかりとか、1対1のところで勝てないとチームにリズムは出てこないと思うので、そういった役割を担えたらいいなと思ってます」
外野からの期待やプレッシャーなどの外的要因ですらも楽しみと言える23歳のこれからの成長が楽しみである。
(取材・文:竹中愛美)
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