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売るの下手すぎ!? アーセナル、売却額ランキング3位。契約延長に応じず…。後世に語り継がれる最悪の移籍

シリーズ:売却額ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 世界屈指のビッグクラブであるアーセナルは、これまでに数多くの所属スター選手を売却してきた。大概の移籍金は一般的に言えば大金と言える金額なのだが、ネームバリューや売却当時の活躍ぶりを踏まえると「もっと高値で売れたのでは?」と疑問が残る選手がいるのも事実だ。今回は、アーセナルの歴代売却額ランキングを紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。
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3位:アレクシス・サンチェス(チリ代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年12月19日
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
移籍金:3400万ユーロ(約57.8億円)

 3位には、2018年冬にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍したアレクシス・サンチェスがランクインした。

 2011年夏に加入したバルセロナで絶対的なレギュラーを掴んでいたサンチェスは、2013/14シーズンに19ゴール12アシストという圧巻の成績を残す。

 しかし、クラブがリヴァプールからルイス・スアレスを獲得することを受けて放出候補となり、2014年夏にアーセナルへと移籍した。

 チリ代表FWはプレミアリーグでもバルセロナ時代と同じクオリティを発揮する。

 アーセナル時代が彼の全盛期であり、2016/17シーズンにはキャリアハイとなる24得点10アシストを記録。2017/18シーズンの前半戦も得点を量産していた。

 結果を残し続けていたサンチェスだが、アーセナルからの契約延長オファーには応じていなかった。

 そのため、2017年夏にはマンチェスター・シティへの移籍が噂されるなど去就が不透明となり、最終的には契約が残り半年となった2018年冬にマンチェスター・ユナイテッドへの完全移籍が決定した。

 同じタイミングでマンチェスター・ユナイテッドからアーセナルにヘンリク・ムヒタリアンが同額の移籍金で移籍しており、実質的なトレードの形となった。

 しかし、両者ともに新天地で全く活躍できなかったことからクラブ史に残る最悪の移籍に数えられている。

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【了】

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