欧州の舞台を沸かせたスーパースターたちが、次々とサウジリーグに新天地を求めている。巨額の契約が飛び交う舞台で、誰が最も高額な報酬を手にしているのか。今回は、サウジリーグの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月22日時点
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1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1985年2月5日
所属クラブ:アル・ナスル
推定年俸:2億840万ユーロ(約354.2億円)
1位に輝いたのは、アル・ナスルでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだ。
推定年俸は2億840万ユーロ(約354.2億円)と、サッカー界における最高額を誇っている。
母国スポルティングCPでキャリアをスタートさせたロナウドは、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスと欧州各国の名門を渡り歩き、数々のタイトルを獲得。
また、バロンドール5回受賞という偉業を成し遂げ、サッカー史に残る黄金時代を築いた。
ロナウドの最大の武器は何といっても圧倒的な決定力だ。元々ウインガーとしてスピードを武器に頭角を現したが、ゴールに近い位置でプレーするようになってからは更に得点力が開花した。
特にマドリー時代は公式戦438試合で450得点を記録し、クラブ歴代最多得点を樹立した。
2021年夏、12年ぶりにユナイテッド復帰を果たすも、翌年にクラブ批判を巡るフロントとの確執により契約解除となり無所属に。
そこに手を差し伸べたのがアル・ナスルで、欧州での最高年俸5740万ユーロ(約100億円)の約3.5倍にあたる2億840万ユーロの超大型契約を結び、世界を驚かせた。
圧倒的なプロ意識でフィジカルを維持するロナウドは、アル・ナスル加入後公式戦109試合で95得点を記録。40歳となった現在も、ポルトガル代表に選出され続けており、衰えは全く見られない。
サウジアラビアリーグ全体の注目度を押し上げ、多くのスター選手を呼び寄せる原動力となったロナウド。生きる伝説は、今もピッチで輝き続けている。
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