
ボリビア代表戦のサッカー日本代表スターティングメンバー【写真:田中伸弥】
FIFAワールドカップ2026(W杯)の組み合わせ抽選会が現地時間5日、アメリカ・ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行われ、サッカー日本代表がグループステージで対戦する相手が決定した。
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難敵との対戦が決まったサッカー日本代表
日本代表はグループFに入り、初戦でオランダ代表、第2戦でチュニジア代表、そして第3戦で欧州プレーオフB(ウクライナ代表、スウェーデン代表、ポーランド代表、アルバニア代表のいずれか)の勝者と対戦する。
いずれの相手も個性と実力を兼ね備えており、グループステージから高いレベルの戦いが求められる。
初戦の相手は、欧州予選を無敗で突破した強豪オランダ代表だ。
日本とは過去3度対戦しており、成績は1分2敗と分が悪い。W杯本大会での対戦は2010年南アフリカ大会のグループステージ以来で、その際は0-1で惜敗している。
最後の対戦となった2013年11月の国際親善試合では、2点のビハインドから日本が粘り強く追いつき、ドローに持ち込んだ。
約13年ぶりの対戦となる今回のW杯では、森保ジャパンがどのような戦いぶりを見せるのか、注目が集まる。
続く第2戦は、アフリカ予選を無敗、かつ10試合無失点で勝ち抜いたチュニジア代表。堅牢な守備を武器に勢いに乗るチームで、グループの中でも厄介な相手になりそうだ。
日本は対戦成績で5勝1敗と大きく勝ち越しているが、内容は決して楽観できない。
W杯では2002年日韓大会で2-0と勝利し、直近の2023年10月の対戦でも同じく2-0で勝利している一方、2022年6月には0-3で完敗。相性の良さだけでは語れない難敵だ。
そして、第3戦で対戦する欧州プレーオフBも実力国が揃う。
過去の対戦成績を見ても、ウクライナ代表には1勝2敗、スウェーデン代表には1勝2分2敗、2018年ロシア大会でも対戦したポーランド代表には2勝5敗と、日本はいずれの相手とも苦しい戦いを強いられてきた。
また、アルバニア代表とは未だ公式戦、親善試合ともに対戦がないため、未知数という意味でも厄介な存在だ。
いずれも欧州特有の強度と個の力を兼ね備えており、油断すれば一瞬で主導権を奪われかねない。
どのチームが勝ち上がってきても、最終戦で日本代表に高い難易度の試合が待ち受けることは間違いない。
グループステージ突破に向け、初戦から一つひとつの試合で最大限の集中力が求められそうだ。
(文:編集部)
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