【写真:田中伸弥】
FIFAワールドカップ2026(W杯)組み合わせ抽選会が現地時間5日、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターで行われた。オランダメディア『VP』は同日に、サッカー日本代表とオランダ代表が同じグループになったことを伝えている。
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W杯で日本代表と同じ組になったオランダ代表。蘭メディアの反応
今大会から出場国が「32」から「48」へと増加したW杯。
4ヵ国が全12グループに分けられ、各組の上位2チーム、そして3位チームのうち成績上位8チームの計32チームが決勝トーナメントへと進む。
抽選の結果、日本はグループFに決まり、オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者と対戦する。
同メディアは、「(元選手の)ハンス・クラアイ・ジュニア氏は、グループリーグを楽々と突破すると予想した」と前置きし、「同氏は日本を唯一の強敵と見ている。しかし、オランダが早期敗退するとは考えていない」と言葉を続けている。
また、同氏は、「日本との試合は本当に素晴らしい試合になるだろう。同時に非常にタフな試合になる」と日本について言及しつつ、「上田綺世、小川航基、塩貝健人といった“我々”のストライカーばかり起用されないことを願っているよ。そうなると、守備に問題が出てくる」と、オランダ・エールディヴィジで活躍する日本人選手を警戒した。
フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世は、今季リーグ戦で14試合14ゴールを記録。エールディヴィジの得点ランキングでトップに立っている。
NECナイメヘンでプレーするFW小川航基は13試合で6ゴールを決めており、得点ランキングで7位タイだ。また、NECの塩貝も9試合で5ゴール(15位タイ)を記録しており、オランダリーグの得点ランキングに日本人選手が複数ランクインしている。
同氏は、「ポット1とポット2のチームは間違いなく勝ち上がる。日本戦でミスをしたとしても、他の2試合で挽回できるはずだ」と、グループリーグではオランダと日本が勝ち上がる可能性が高いと強調している。
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