サッカー日本代表【写真:田中伸弥】
FIFAワールドカップ2026(W杯)組み合わせ抽選会が現地時間5日、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあるジョン・F・ケネディ・センターで行われた。米メディア『FOX SPORTS』は7日に、グループステージの各組を分析している。
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米メディアがW杯のグループをランク付け
今大会から出場国が「32」から「48」に増加したW杯。
同メディアは、「FIFAランキングの平均に基づいて、ワールドカップのグループを最も簡単なものから最も難しいものまでランク付けした」と述べた上で、各組の分析を行っている。
FIFAランキングの平均が「40.2」で最も簡単とされていたのは、ポルトガル代表(6位)、コロンビア代表(13位)、ウズベキスタン代表(50位)、大陸間プレーオフ(パス1)の勝者で構成されたグループKだ。
記事では、「ポルトガルとコロンビアの勝者が首位となるだろう。なぜか?
それは、コンゴ民主共和国代表(56位)、ジャマイカ代表(70位)、ニューカレドニア代表(149位)と、どの国がプレーオフを勝ち抜いたとしても順位は変わらないからだ」と、言葉を続けている。
一方で、サッカー日本代表(18位)、オランダ代表(7位)、チュニジア代表(40位)、欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)のグループFについては、FIFAランキングの平均が「26.6」で最も高いことから、最も難しい組になると予想していた。
同メディアは、「グループC、I、Lほど強豪国は揃っていない。しかし、ランキングの拮抗ぶりから、最も激しい戦いになるだろう」と、グループFについて言及している。
一方で、ウクライナ代表(28位)、ポーランド代表(31位)、スウェーデン代表(43位)、アルバニア代表(63位)と、欧州プレーオフ経由の国に関してはランキングに差があることから、本大会出場を決めたチームによってグループ内の力関係が大きく変わることを強調していた。