アラブ諸国の王者を決めるFIFAアラブカップ カタール2025のグループB第3節が、現地時間8日に行われた。サウジアラビアはモロッコと対戦し、0-1で敗戦。勝負所でのパネンカの失敗が響き、今大会初黒星を喫した。
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サウジアラビア代表FWがモロッコに敗戦
グループリーグの2試合を終えて、勝点「6」のサウジアラビアと勝点「4」のモロッコが第3戦で対戦した。
サウジアラビアは、11分に自陣でのボールロストからFWカリム・エル・ベルカウイにゴールを許し、1点を追う展開に。
それでもエルヴェ・ルナール監督率いるチームは、68分にFWアブドッラー・アルハムダンがボックス内で倒されて、PKを獲得。
そのままキッカーを務めたアルハムダンは、試合を振り出しに戻す絶好の機会でパネンカを選択。
しかし、ボールはゴール上を超えていき、勝負所での大胆なキックが仇となってしまった。
このPK失敗が響き、サウジアラビアは0-1で敗戦。グループ2位での通過が決定した。
なお、サッカー日本代表がFIFAワールドカップ26で対戦するチュニジアは、グループステージでの敗退が決定済み。
初戦のシリアに0-1で敗れると、次戦ではパレスチナに2-2のドロー、第3戦ではカタールに3-0と快勝したものの、グループ3位で大会を後にしている。
