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【ACLE結果まとめ】ヴィッセル神戸、吉田孝行監督のラストマッチを白星で飾れず…FC町田ゼルビアは3発快勝でホーム初白星

text by 編集部 photo by Getty Images

ACLE ヴィッセル神戸
成都蓉城戦のヴィッセル神戸FWエリキ【写真:Getty Images】



 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第6節が9日に行われた。首位のヴィッセル神戸は、ホームに成都蓉城を迎え、3位FC町田ゼルビアも蔚山HDFCとのホームゲームに臨んだ。
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ACLEリーグステージ第6節の結果は?

 退任が決定している吉田孝行監督のラストマッチで、勝てばリーグステージ突破が決まる神戸。

 序盤から主導権を握ったホームチームは、18分に先手を奪う。

 エリキがボックス内で酒井高徳からの縦パスを受けると、ゴール前で待ち構えていた武藤嘉紀に繋ぐ。

 これを背番号11が、見事なターンからゴールに突き刺して、神戸が先制に成功した。

 しかし、前半アディショナルタイム2分、自陣でボールを失った流れからフェリペ・シウヴァに強烈なシュートを叩き込まれ、試合を振り出しに戻される。

 後半も一進一退の攻防が続く中、両チームともに決定機を作り出す。

 65分にエリキに代わって大迫勇也が入り、徐々に押し込みだしたホームチームだったが、76分にボックス内で井手口陽介はハンドを取られ、PKを献上。

 これをフェリペ・シウヴァに沈められ、神戸は試合をひっくり返される。

 それでも85分、佐々木大樹がボックス内で倒されて今度は神戸がPKを獲得する。

 そのままキッカーを務めた佐々木が、冷静にゴール右隅に決めて、ホームチームが同点に追いつく。

 最後まで逆転弾を目指した神戸だったが、このまま試合は終了し、ドロー決着。

 吉田監督のラストマッチを白星で飾ることはできなかった。
  


 年内最後の試合を白星で終えたい町田は、6分にCKから下田北斗がダイレクトでボレーシュートを放つと、ゴール前で増山朝陽がコースを変えて、先制点が生まれる。

 さらに21分には、オ・セフンがロングボールを競り勝った流れからボックス外から西村 拓真がゴールネットを揺らし、町田は2点リードで前半を折り返す。

 ホームチームは、後半立ち上がりにダメ押し弾を奪う。

 47分、増山朝陽の右サイドからの柔らかいクロスをオ・セフンが頭で叩き込み、リードを広げた。

 ここまで圧倒していた町田だったが、55分に1点を返される。

 ロングボールの処理をドレシェヴィッチが目測を誤り、グスタフ・ルドウィグソンに背後を取られると、中に折り返したボールをオム・ウォンサンに押し込まれ、3-1に。

 その後は、オープンな展開となり、何度も危険な場面を作られた町田だったが、このまま逃げ切りに成功。

 アジアの舞台で初めて、ホームで白星を手にした。

【試合結果】
ヴィッセル神戸 2-2 成都蓉城
町田ゼルビア 3-1 蔚山HDFC

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【了】

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