AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第6節が9日に行われた。神戸市御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)では、ヴィッセル神戸と成都蓉城が対戦。2-2の引き分けに終わった。この試合では、成都蓉城のブラジル人FWフェリペ・シウバが、圧巻のゴールを叩き込んだ。
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フェリペ・シウバが圧倒的存在感
ホームの神戸は18分、武藤嘉紀のゴールで幸先良く先制に成功する。
しかし、前半アディショナルタイム1分に成都蓉城に得点を許す。
武藤のドリブルからのパスが繋がらず、自陣でボールを失った神戸は、ボックス手前でフェリペ・シウバにボールを持たれる。
すると、背番号「9」にほぼワンステップで左足を振り抜かれると、強烈なシュートはゴール右隅に突き刺さった。
権田修一がボールに触れることさえできない、敵ながらあっぱれの強烈な一撃だった。
さらに、フェリペ・シウバは77分に冷静にPKを沈めて、この日2点目をマーク。神戸の地で圧倒的な存在感を示した。
それでも90分、佐々木大樹が自ら獲得したPKを決めて、引き分けに持ち込んだ神戸。
今季限りで退任が決定している吉田孝行監督のラストマッチは、2-2のドローに終わった。
