FIFAワールドカップ2026の組み合わせ抽選会が現地時間5日に行われ、日本代表はオランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同組のグループFに入った。日本にとっては初戦オランダよりも第2戦のチュニジア代表の方が脅威になるかもしれない。コートジボワールメディア『ジュ・ド・ブイェ』が18日に報じている。
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サッカー日本代表、第2戦のチュニジア代表に要注意
グループFの中で最もFIFAランキングが高いのは7位のオランダ代表だ。
フィルジル・ファン・ダイクをはじめとして、欧州の主要リーグかつビッグクラブでプレーするスター選手が多数存在する。
欧州予選を6勝2分の無敗で首位通過し、27得点4失点という驚異的な成績を残している。
一見すると、日本にとって最大の脅威はオランダ代表に見える。
しかし、日本は2022年のW杯でドイツ、スペインといった優勝候補を下し、先日の国際親善試合ではブラジル代表に歴史的初勝利を収めた。
強豪相手にも五角以上の戦いを見せることがあるため、オランダを苦しめる可能性は十分あり得るだろう。
むしろ守備的な戦術で粘り強く戦うチュニジアの方が、日本にとって厳しい相手となるかもしれない。
なによりもアフリカ勢は、過去のW杯で波乱を何度も巻き起こしている。
同メディアは「2002年の日韓W杯でのセネガルの快進撃を覚えているか?
2026年大会はどこか当時を思い起こさせるものになるかもしれない。
というのも、抽選の結果、フランスとセネガルが同組となったからだ。
23年前、1998年大会の王者になったフランスは、パパ・ブバ・ディオプを擁するセネガルに0-1で敗れている」と伝えた。
一方で「まず語らずにはいられないのが、モロッコの戦いぶり、そして2022年大会における歴史的快挙である。
アフリカ勢として史上初めてW杯の準決勝に進出し、文字どおり歴史を塗り替えた」とし、
「チュニジア、カメルーン、ガーナも過去の大会では決して見劣りする存在ではなく、フランス、ブラジル、韓国から勝利を挙げたことがある。
悔いが残る結果の一つといえば、大会序盤にカメルーンのヴァンサン・アブバカルがベンチスタートになったことだ。
セルビア戦(第2戦)やブラジル戦(第3戦)での活躍を見れば、もしも最初から起用されていたらという、たらればを口にしたくなるのも無理はない」との見解を示した。
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