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日本代表とは大違い…。W杯出場が危うい実力国(3)無理でしょ…フランスと同組が運の尽き。若手台頭もプレーオフへ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


FIFAワールドカップ2026出場が危うい国とは?【写真:Getty Images】



 2026年に控えるFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けて、世界中の代表チームが夢の舞台への出場を決めている。すでに48チームのうち42チームの出場が確定した中で、実力がありながらも出場が危ぶまれている強豪はどこなのか。今回は、W杯出場に黄信号が灯る強豪国を紹介する。
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ウクライナ代表

ウクライナ代表
ウクライナ代表【写真:Getty Images】

監督:セルゲイ・レブロフ
最新FIFAランキング:27位
W杯欧州予選成績:3勝1分2敗



 ウクライナ代表は2006年大会以来のFIFAワールドカップ(W杯)出場を目指している。

 同国代表も若手選手を中心に力をつけてきているチームの1つであり、2023年夏に行われたU-21欧州選手権では強豪フランス代表にも勝利してベスト4入りを果たした。

 この時の中心メンバーが現在のA代表でも主力を担っており、各ポジションに強豪クラブで主力を務めるようなタレントが揃っている。

 実力的にはW杯出場権を獲得してもおかしくないチームではあったが、予選では優勝候補のフランス代表と同組となったことで茨の道に。

 ホーム&アウェイでそれぞれスター軍団に敗れて2位での通過となった。

 プレーオフでは初戦にスウェーデン代表と対戦。勝ち上がれば、ポーランド代表とアルバニア代表の勝者と対戦する。

 恐らくプレーオフの枠で最も厳しいのがこの山だろう。

 UEFAネーションズリーグ枠でプレーオフに進出したスウェーデン代表は、W杯予選こそグループBの最下位に沈んだが、来年3月にはデヤン・クルゼフスキが戻ってくる予定。

 苦戦の要因だった彼の不在が解消されれば、一気に力を取り戻す可能性がある。



 ポーランド代表もアルバニア代表も実力がある国であり、どのチームがW杯出場を掴んでも不思議ではない。

 選手時代にウクライナ代表でアンドリー・シェフチェンコとコンビを築いたことで知られるセルゲイ・レブコフ監督は、母国を2006年大会以来のW杯出場に導けるだろうか。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】

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