
W杯パワーランキング31~35位【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026開幕まで約半年となった。このタイミングで、フットボールチャンネルでは独自のパワーランキングを作成。今回は最新FIFAランキング、最高市場価値選手、2025年の平均勝ち点、W杯出場回数、通算タイトル数の5つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”国はどこなのだろうか。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を42ポイント、42位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。データは5日時点[2/5ページ]
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34位:サウジアラビア代表(74ポイント)

サウジアラビア代表【写真:Getty Images】
最新FIFAランキング:60位(全体35位:8ポイント)
最高額選手:フィラース・アル=ブライカーン
市場価値:400万ユーロ(全体42位タイ:1ポイント)
2025年平均勝ち点:1.63(全体36位タイ:7ポイント)
W杯出場回数:7回(全体19位タイ:24ポイント)
通算タイトル数:8(全体9位タイ:34ポイント)
監督:エルヴェ・ルナール
サウジアラビア代表はFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の初戦で後に優勝を果たしたアルゼンチン代表に金星を飾った。
しかし、前回大会から今大会にかけての4年間は混乱を極めている。それを象徴するのが監督人事だろう。
前回大会終了後にエルヴェ・ルナールが退任し、2023年8月にイタリア代表をユーロ2022(欧州選手権)で優勝に導いたロベルト・マンチーニが新監督に就任した。
しかし、2024年1月に開幕したAFCアジアカップ2023では決勝トーナメント1回戦で韓国代表に敗戦。W杯に向けた3次予選では1勝2分1敗と大苦戦を余儀なくされ、マンチーニは迎えた2024年10月に解任となった。
その後任という形でルナールが1年半ぶりにサウジアラビア代表監督に再任。結果的にはこの人事が成功を果たし、4次予選の末にW杯出場権を獲得した。
前回大会からの大きな違いが自国リーグの多国籍化だろう。
国内リーグの場合は外国籍の枠が「10」もあり、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネ、カリム・ベンゼマら各国のスター選手が集まっている。
その関係で自国の代表選手の出場機会が大きく損なわれており、途中交代という概念が基本的には存在しないGKを中心に試合勘のない選手たちが増えている。
こういった事態が残り半年間で改善される見込みは少なく、前回大会以上に厳しい戦いになることが予想されている。