
レアル・マドリード“守備の男”5人【写真:Getty Images】
華やかなスターが並ぶ攻撃陣に常に注目が集まる世界屈指の名門、レアル・マドリード。だが、その輝きを真に支えていたのは、最終ラインで戦い続けた守備のスペシャリストたちの存在だ。今回は、そんな01/02シーズンにおいてチームを陰から支え、栄光のシーズンを形作ったディフェンス陣5人を紹介する。[5/5ページ]
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MF:クロード・マケレレ(レアル・マドリード/フランス代表)

クロード・マケレレの能力値など【写真:Getty Images】
生年月日:1973年2月18日(当時28歳)
01/02シーズンリーグ戦成績:32試合1得点2アシスト
フランス代表通算72試合0得点
レアル・マドリードでの主な獲得タイトル:ラ・リーガ2回(00/01、02/03)、UEFAチャンピオンズリーグ(01/02)
1人の選手の存在がそのクラブだけではなく、サッカーという競技に教訓を生み出した。それほどに偉大な選手がクロード・マケレレである。
01/02シーズン、レアル・マドリードが欧州制覇を果たした最大の要因はマケレレの存在にあった。ジダン、フィーゴ、ソラーリといった攻撃的な選手が揃う中盤において守備的な役割を一手に担い、チームを頂点に導いた。
能力値では、やはり「守備力」と「フィジカル」で最高の数値を出している。174cmと上背はないものの、無尽蔵のスタミナと驚異的な身体能力の高さでピッチを広範囲にカバーする姿は勇ましく、対戦相手にとっては厄介な存在だった。
さらに「IQ」や「メンタル」でも85を超える高い数値となっている。豊富な運動量に加えて頭脳的なプレーでボールを奪取し、90分を通して途切れない集中力は高い精神力を備えていたからこそ。
どれだけ優秀なアタッカーを並べても、守備を担う存在がいなければ機能しない。マケレレの価値を正しく評価できずに手放したレアル・マドリードはその後、混乱と崩壊を迎えることとなる。この痛恨の失敗がサッカーに教訓を与えてくれた。
【著者プロフィール:編集部】
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