国際親善試合のブラジル対フランスの試合が米国のジレット・スタジアムで現地時間26日に行われ、ブラジルが1-2の敗戦を喫した。数的有利になりながらも相手に逃げ切られ、フランスの強さを存分に見せつけられている。それはブラジルにとって良いことでもあると、ブラジル紙『グローボ』が26日に報じている。
ブラジル、シュート数では圧倒したが…
ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、ヴィニシウス・ジュニオール、マテウス・クーニャ、カゼミーロなどを先発起用。
シンプルな速い攻撃で相手陣地に攻め入り、合計17本のシュートを放ってフランスのゴールを脅かした。
しかし、守護神マイク・メニャンを中心としたフランスの守備陣に手こずり、なかなかゴールを奪うことができない。
すると32分、中盤でボールを奪ったフランスがショートカウンターを仕掛け、DF裏に抜け出したキリアン・エムバペが技ありのループシュートで先制点を決めた。
先に相手にリードを許したブラジルだが、55分にフランスのダヨ・ウパメカノが退場したことで、数的有利のチャンスを得る。
だが、次にゴールネットを揺らしたのは、またもフランスの方だった。
ブラジルは前線に人数をかけていたこともあり、中盤でボールを奪われるとフランスのウーゴ・エキティケに簡単にゴールを決められてしまう。
それでも78分、フリーキックの流れからブラジルのブレーメルが得点し、1点を返すことに成功する。
ただ、追加点を決めることができず、ブラジルは1-2の敗戦を喫している。
この結果を踏まえ、同紙は「不意を突かれたと思うようなことはなく、ある意味で必然の結果だと言える。
この現実を認め、自分たちの限界を受け入れることこそ、W杯まで残り約2カ月半となった今、最も重要なことだ。
両チームの差は、非常に分かりやすい形で示された。
フランスは個々の選手の質で上回っている。
なによりもフランスは、チームの連携が精度高く機能している。
実際、フランスの攻撃は自然に流れる水のようであり、パスを回す中で、まるで目隠しをしていてもプレーできるかのようにブラジルを圧倒する場面があった」と脱帽している。
力の差は明らかとなったが、それがテストマッチで確認できたことは、ブラジルにとって問題を修正する良い機会となったかもしれない。
