
日本代表、能力値ランキング6~10位【写真:Getty Images】
サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて難しい。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここではW杯メンバー発表前最後のサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は3月25日時点の『transfermarkt』を参照[4/5ページ]
7位:中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)

サッカー日本代表中村敬斗 能力値
生年月日:2000年7月28日
市場価値:900万ユーロ(約17億円)
2025/26リーグ戦成績:23試合9得点2アシスト
日本代表通算成績:22試合10得点2アシスト
今季、リーグ・ドゥ(フランス2部)でプレーすることになってしまった中村敬斗だが、それを感じさせないパフォーマンスをサッカー日本代表で見せている。
昨季、惜しくもプレーオフでメスに敗れ、降格してしまったスタッド・ランス。その影響もあり、去就問題などがあった中で残留した中村は、リーグ戦第5節以降全て出場し、ここまで9得点を挙げている。
日本代表では、直近のボリビア代表戦で途中出場ながら1得点1アシストの活躍。特に、ゴールシーンにおいては、冷静にペナルティエリア内で相手をかわし、囲まれながらも体を捻ったシュートでネットを揺らした。
また、歴史的勝利を飾ったブラジル代表戦でも難しいボレーシュートを沈めており、その「攻撃力」は、FWに匹敵するものを持っており、他のMFの選手にはない長所となっている。
他にも、左サイドでボールを受けた時のドリブルも同選手のストロングポイントだ。
同ポジションの三笘薫とは異なるドリブルのリズムで、相手を翻弄する「テクニック」も兼ね備えている。
ただ、三笘がベストコンディションの場合は、中村はベンチになってしまうことが多いのは事実としてある。
その原因として「守備力」の差が挙げられる。
起用される左ウイングバックは攻撃面だけでなく、守備対応も求められる。その点において、所属するブライトンで守備面の要求を高いレベルでこなしている三笘とは、どうしても差が生じてしまう。
もっとも、攻撃面に目を向ければ、三笘のドリブルとは異なるタイプである中村の仕掛けは、相手DFにとって対応を難しくさせる要素にもなり得る。
また、中村のプレースタイルや特徴を踏まえれば、シャドーでの起用も十分に選択肢となる。
ゴール前での高い決定力と卓越したキープ力を持つ中村は、南野拓実の代役として試す価値はあるのかもしれない。